ほうれい線の原因:乾燥を保湿すれば消せるの?
ほうれい線が気になるようになってきたけど、きちんと保湿すると目立たなくなっているようだし、対策はこれで充分できてるのかな?と疑問に思うこともあるかもしれません。
ほうれい線は、乾燥肌をきちんと保湿しさえすれば消すことができるのでしょうか?
乾燥すると目立つ?お肌の水分不足はほうれい線の原因となります
お肌が乾燥していると、いろんな肌トラブルの原因となってしまいます。
お気づきの通り、ほうれい線もその1つ。お肌の乾燥が進むと、ほうれい線が目立つようになってしまうんですね。
乾燥が原因のほうれい線は、例えるなら布についたシワのようなものです。布についたシワって、濡れている状態だとアイロンで伸ばしやすいですよね。でも、乾いた布についたシワはなかなか伸ばしにくいのではないでしょうか。
ほうれい線も、その仕組みは似たようなもの。
口元の皮膚は、笑ったり、話したりする時に動きます。この時お肌が潤っていると、皮膚が動いた後にその癖が残りにくく、すぐに戻ります。
しかし、乾燥したお肌だとそうはいきません。乾燥した肌は、角質層の水分が不足し、弾力が低下しています。また、お肌表面のキメが乱れて、シワが寄りやすい状態になっているんです。そのため、口元の皮膚の動きに合わせてできたシワがそのまま残りやすく、ほうれい線として目立ってしまうのですね。
ちなみに乾燥が原因のほうれい線は、一本の太い線というよりは、皮膚に細かいシワがいくつも寄ったようになっているのが特徴です。乾燥したオフィスなどで、気が付くとファンデーションがヨレてしまうのも、乾燥を原因とするほうれい線が原因なんですね。
つまり、乾燥を主な原因とするほうれい線は、皮膚に効果的に水分補給をすることで消す効果が期待できるのです。
乾燥ほうれい線は保湿で消せる!こんな保湿が効果的です
というわけで、乾燥が原因のほうれい線は、しっかり保湿をすることで消す効果が期待できます。
お肌を保湿すると、角質層に弾力が出てシワが寄りにくい状態になり、乾燥ほうれい線を改善することができます。そのためには、こんな保湿方法が良いですよ。
水分に頼りすぎない保湿
保湿というと、化粧水をたっぷり…というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんね。しかし、お肌に水分を与えすぎると、角質層がふやけて逆に水分が蒸発しやすい状態になってしまうこともあります。
そのため、「水分をたっぷり与える」というよりは、「水分を与えて、それをしっかり閉じ込める」ということを意識した保湿が乾燥ほうれい線対策としては効果的です。
具体的には、化粧水だけでなく、乳液や保湿クリームなどを使用して水分を閉じ込めることをおすすめします。
保湿成分が充分配合された化粧品による保湿
乾燥ほうれい線を消すためには、保湿成分がたっぷり配合された保湿化粧品を使うのがおすすめです。保湿成分にはいろいろありますが、「ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド」が三大保湿成分と言われています。
保湿成分は、水分を抱え込んだり、挟みこんで保持することでお肌に潤いを与えてくれる性質があります。
保湿成分が配合された化粧品でお手入れすることで乾燥ほうれい線を消す効果を高めることができますのでほうれい線が気になる方は「高保湿」な化粧品を選んでみてくださいね。
日中の保湿
乾燥ほうれい線を消すためには、日中の保湿も重要になってきます。
寝る前にしっかり保湿しても、朝洗顔すると保湿成分は流れてしまいますよね。朝メイクする前にもしっかり保湿ケアをすることで乾燥によるほうれい線を予防することができます。
保湿効果の高いUVアイテムや、化粧下地などを使用するのも良いですね。
乾燥ほうれい線は保湿をしっかりすれば消せるので慌てないで大丈夫!
ですが!乾燥ほうれい線を放っておくと、そのラインが本格的なシワとして残ってしまいます。そうなると保湿ケアでは消せないほうれい線になってしまうこともあります。
そうならないように、早めのケアを心がけましょう♪